「エアー・フォートレス」
前半:シューティングパート、後半:アクションパート
当時の流行をミックスしたような構成だが、
新たなチャレンジの様子がうかがえるアクションシューティング作品。
シューティングパートはグラディウスのような右方向スクロール、
アクションパートはメトロイドのような探索型アクション。
シューティングパートで出現するアイテム(EやB)などを取ることにより、
後半のアクションパートに引き継がれるので、
シューティングパートでしっかりアイテムを集める必要がある。
後半は探索中にエネルギーを消費するので長時間の探索はできず、
また上で浮上、下で下降とフワフワとした操作感が
宇宙空間の雰囲気を表現している。
内容的には当時の作品としては、
しっかり遊べるので隠れた良作なのではないかと思う。
さて、広告だが当時のパッケージとしてはめずらしい、
ジオラマの実写と思われるデザイン。
ほとんどがイラストだったので目立ったと思うが、
ドラクエII以降も次々と発売されるゲームソフト。
夏休みには「月風魔伝」「ヘクター'87」などが発売される中、
お盆付近に発売と出遅れた感じと、
広告はメインターゲットの子供が見たときにお世辞にも
面白そうに見えない事から爆発的なヒットには至らなかった作品でした。