NECがコンシューマ向けに発売した8ビットゲーム機PCエンジン。
512色の同時発色で、ファミコンの52色中4色と比べて桁違いです。。
この色数が強みだったので、ハードの広告としては正解だったと思います。
ローンチタイトルは3本。
セガのアーケードソフト「ワンダーボーイ モンスターランド」のキャラを、「ビックリマン」に変更して制作した「ビックリマンワールド」。
テーブルゲームの名作「上海」。
ローンチについては少な目だと思いますが、
広告を見てもわかるように、ハドソン9本、ナムコ1本で
ハドソンがかなりの力を注いているのが分かります。
しかも、ファミコンでも同年のその前後には
PCエンジンと被らないオリジナルタイトルを発表しています。
すごい開発力ですねぇ。
この広告のうち、
「ジャングル王(仮称)」「ダイナマイトボール(仮称)」の2タイトルは
発売中止になったようです。
広告に載せているぐらいだから、この2本も企画されていたのでしょう。
あと、NECのタイトルが無いのは
PCエンジンがハドソンの持ち込みハードで、ハドソンはハードの仕様を知っているからなのと、NECはハード屋さんで、ソフト開発の「NECアベニュー」は同年に設立されたからだと思われます。