ファミっ子オペレーション

ゲーム・マンガ(アニメ)について独り言をつぶやく牛です。(デザインはドラクエ風に変更)

【PCE(記事)】X1twin(シャープ)

家庭用ゲーム機は他の機器と一体化されることがありました。

ファミコンはテレビやビデオ編集機など、

メガドライブIBM-PCと一体にした「テラドライブ」や

aiwaのCDラジカセと一緒にした「メガCDラジカセ」などがありました。

 

PCエンジンNECと協力・・・

せずに、シャープが当時発売していたパソコンX1と合体させた

「X1twin」を発売します。

価格は99,800円とゲーム機としては高めですが、

パソコンと一緒で、さらにテレビが見ることができるのなら安い!

・・・と思いたいです。

 

PCエンジンPCエンジンを核としたコア構想を展開します。

このパソコンが発売されたのは1987年末で、

Hu-CARDしか搭載されておらずコア構想とはかかわる事はありませんでした。

PCエンジンはその1年後にコア構想のメインでもある、

CD-ROM2システムを発売しました。

このパソコンも1年遅く発売して、

CD-ROMドライブ内蔵であれば人気があったかもしれません。

X1twin シャープ

(※アスキーファミコン通信1987年12月11日号掲載)

 

実はNEC内部でも一体型を出していました。

それが、「PCエンジン内蔵モニター PC-KD863G」というハードです。

PC用ディスプレイにPCエンジンを一体化したもので、

ディスプレイの下部にPCエンジンのHuカードスロットが搭載されています。

 

パソコンと一体化されているものは見受けられず、

当時、パソコンメーカーNo.1だったNECの企業体質というかなんというか。

PCエンジン自体もNECらしいハードの乱発があったりと、

いろいろ残念が点がありました。

NEC PCエンジン モニター PC-KD863G

NEC PCエンジン内蔵モニター PC-KD863G(ヤフオク!より)