ファミっ子オペレーション

ゲーム・マンガ(アニメ)について独り言をつぶやく牛です。(デザインはドラクエ風に変更)

【FC(広告)】飛龍の拳(日本GAME)

 

飛龍の拳ファミコンで発売された、カルチャーブレーンの人気シリーズでした。

その1作目は同社の参入第一弾タイトルとしてリリースされました。

 

原作は、当時アーケードでリリースしていた「北派少林 飛龍の拳」の移植作で、

カルチャーブレーンの前身である日本GAMEが開発、

タイトーが販売しており、タイトルのロゴもタイトーだった為、

知られていないメーカーの1つでした。

 

広告も当初はアーケード版の移植を目指していたのか、

原作のまま「北派少林 飛龍の拳」のタイトルになっていました。

飛龍の拳 日本ゲーム(カルチャーブレーン)

(※アスキーファミコン通信1986年12月12日号掲載)

同じ号に開発中の画面とされる記事も掲載されていて、

飛龍の拳」のみでしたが、写真にはファミコン版で作成されたと

思われる画像で「北派少林 飛龍の拳」と原作のままのタイトル表記でした。

飛龍の拳 日本ゲーム(カルチャーブレーン)

(※アスキーファミコン通信1986年12月12日号掲載)

開発は遅れ、年末12/27リリース予定が遅れ別の号では、

タイトルは「飛龍の拳」のみのタイトルで1月15日としていました。

飛龍の拳 日本ゲーム(カルチャーブレーン)

(※アスキーファミコン通信1987年1月9日号掲載)

 

ようやく発売の掲載号と同じ2月6日に発売されましたが、

スケジュール欄では変わらず「飛龍の拳」のままです。

飛龍の拳 日本ゲーム(カルチャーブレーン)

(※アスキーファミコン通信1987年2月20日号掲載)

 

スケジュールと同じ号の紹介記事では発売中となり、

タイトルは「飛龍の拳 奥義の書」と現在のタイトルとなりました。

リリースされた版は、アーケードの格闘パートに加え「道中」のアクションパートが追加され、別作品となったのでタイトルを変更したものと思われます。

飛龍の拳 日本ゲーム(カルチャーブレーン)

(※アスキーファミコン通信1987年2月20日号掲載)

ちなみに発売時点でも「日本GAME」となっていますが、

同年の社名変更で「株式会社カルチャーブレーン」になりました。