いまでこそ、12球団公認ですが、
ファミリースタジアム(ファミスタ)1作目からのゲームは
球団や選手の使用許可を得ておらず
プロ野球選手の名前が本名をもじったものでした。
本作は球団名、選手名の使用許可を取得しており、
選手が本当の名前で登場する「リアル」な野球ゲーム。
広告はいわゆる比較広告というもので、
他社の競合商品より優れていることをアピールすることが多いです。
この広告もその手法の1つを取っている。
他社のソフトはしまっておいて、
「スーパーリアルベースボール '88」で遊びなさいと(笑)
売れとか捨てろとか言ってない分、まだ謙虚なのかな?
写真には巨人のクロマティ氏が掲載されており、
本ソフトのCMにも出演しているので、記憶にある人もいるでしょう。
開発者はよほどの自身があったのか、こんな広告をだしてしまった。
蓋をあければ、良い点はあるもののスーパーリアルとは程遠く、
当時の実名選手のその年の実力とは思えないほど差が出る。
ファミコンもブームに乗っており、相当な本数(何十万本とか)売れた模様。
野球ファンであればある程、がっかりしたに違いないでしょう。